top of page

~真田宗仁郎の軌跡~

ー2021年ー(普通の時代)

活動名義ををSO-RI改め、真田宗仁郎に改名する。年始に短編映画「クリスマス」を撮影し監督/脚本を勤める。タバコをhi-liteからluckystrikeに変更する。
40歳までにヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を撮るために日々躍進している。精神面においては尖りが取れてマイルドになり人付き合いの幅が広がっている。昔からの同級生に「でかくなった」と言われる。

 

ー2020年ー(シケモクの時代)

 

完成の時代の後なのですでにやることがなくなっている。

さっさと死のうと思ったが、親の顔が浮かび死ねなくなる。

特にやることがなく。暇になる。

が。

新アルバム「『2020/Les Demoiselles d'Avignon(2020年/アヴィニョンの娘たち』」を作り3月には監督作品「もっとも純粋なQ」を作り、映画に役者としても出演するようになる。とにかくピザ屋巡りが楽しくなる。恋愛に興味が無くなる。また物理的には超多忙になる。

 

→「本当にやることがなくなった。もう完成したからあとは堕落と思っている。シケモクのような時代は”特に”が世界から無くなる。体は動いているが心が暇。困った。永遠の余白の中にいる感覚。さてどうしたものか。この前、「おい、俺の衝動よ、お前どっからきたん?」と聞いたら。「中目黒。」と言われて爆笑した。特にかく寝ていたい。が眠れない。人はいつも自分に光をくれる、意識でも身体でも自我でもないそれは自分を今日を突き動かす。おそらくそれは精神と人格の間。本性を形作るそいつにある。(SO–RI)」

 

 

ー2019年ー(黒き混沌の時代)

最愛の彼女との日々が心から離れず、いつも夢で見てしまう。東京に上京しその年計7本のテレビにパンクロッカー哲学者として出演する。東京の胡散臭さと機械のような大衆の仮身なり症状に頭がおかしくなる。東京に負けないために、毎日深夜の公園で日本刀の模擬刀で素振りを始める。その際はユニクロのヒートテックを着ている。良薬口に苦し。の意味言葉ではなく心で理解できるようになる。絶望的な痛みをこれでもかというほど経験し死の淵を彷徨う。
《結果》:親しい他者への言及をしなくなる。

→「ただ闇の中をずっと歩いていた。リアリズムがテーマだった。言葉の限界、時間の嘘、人間の弱さ。その全てが自分を媒介して、自分に教えてくれた。人間は弱い。周囲からすれば取るに足らないたったほんっと小さなことで簡単に異常になれる。”まとも”なんていとも簡単になくなる。昨日の感情くらい簡単に。狂気とはその弱さに宿る。愛は全くもって綺麗なものではなし、人々が中世以降ずっと勘違いしていることにも気づいた。2019年の混沌で愛とは綺麗な形でないがゆえにもっとも調和の取れた状態を求めるエネルギーであることを心で理解する。心で理解すると言葉を発する必要がなくなって楽になった。(SO-RI)」

 

 

ー2018年ー (完成の時代)


最愛の彼女との中で様々な哲学が溢れる。多くの人間に裏切られ、人間というものを考え直す。その中で、自分の生を動かしている宿命と対話できるようになる。
宿命との苦しい対話を続け、ついに自分の運命を受け入れる。それと同時に、その受け入れを可能したものが“他者からの愛”であったことに気付く。東京に来る頻度が上昇し、ケバブばかり食べるようになる。都内の美味しいと呼ばれるピザ屋を回りピザの哲学も豊かになる。またあまり知らない人に誕生日を祝われるのが嫌なので誕生日はトルコに逃避旅行する。そして年末にキューバを単身旅行し、自分の哲学の全てをキューバにぶつけ融合し、さらに成長して帰ってくる。そして響心SoundsorChestrAとしての集大成である21曲入り音源『人間、人を輝かせてくれよ』をリリース。

 

→「自分の直感にただ従うだけで良いことに気付く、ただその従いたい直感があるかどうかと、それを信じられるためには、直感に従わないとどうなるかを知る必要があった。宿命っちは、ずっと俺にいくべき方向を見せていた、「もしかしたら」とか「でも」でたまにあらがっていた。たまに『うるせぇばーか』と口論した時もあった。宿命っちは時にはとても残酷だからね。でも、あらがえばあらがうほど、未来が何も変わらない事に気付かされた。どうあるべきかは誰もが知っていた。生まれる前から知っているんだね。お腹すいた、ピザ食べたい。中目黒行こうっと。(SO-RI)」

 

ー2017年ー (到来の時代)

 

バンド体制で最後の音源「Good-Bye Good –MUSIC」ツアーを行う。その後、メンバーが脱退。時を同じくして、真田を評価する人間が音楽業界以外に同時多発的に出没。ミュージシャンとしてではなく「SO-RI」として、トークイベントのMC、声優、ラジオ出演、雑誌への掲載など活動の幅が急速に増える。バンドという彼の青春をかけた恋人と別れを告げ、さらに活動の幅を広げ新しい世界に入っていく。

 

→「やっと自分が自分らしくいる感覚が蘇ってきた。今思うとバンドは青春をすべてかけたものだったし、そこでの出会いが今の自分を作っている。これからはいろんな人と作品を作りたい。(SO-RI)」

 

 

ー2016年ー(変の時代)


「ロックとは誰になんと批判されようとも個人の思想を貫きとおす意思のことである」という究極の答えにたどり着く。それゆえ,バンドを続ける理由も無くなる。時を同じくして、曲ができすぎる病が始まる。1日で15曲の曲が浮かんでしまって,とにかくアウトプットが追いつかなくなり、音源配信を始める。やがてわざわざ音源をCDにする価値を感じなくなり、音源のほとんどを配信で購入可能にする。詩集「 あばよ、思想無き現代人」発売。

ミュージシャンとしてのアイデンティティ、活動スタイルの変化が徐々に始まる。

 

→「周りの商業主義のミュージシャンを見るたびに,自分はミュージシャンではないと思った。ミュージシャンという生き物と同じ部類ではないとうすうす感じていたけどそれが確信に変わった。ミュージシャンと名乗ることは、自分に失礼だと思った。この年くらいからそもそもバンド活動に飽きがくる。ロックの答えを見つけた以上、特にライブをする意味がなくなった。全部が澄み切ってきた。(SO-RI)」

 

ー2015年ー(凸の時代)

 

先輩にかわいがられていろんなフェスに出演するも、日本最大級のフェスCOUNTDOWN JAPAN15/16に出た際の幕張メッセのステージでの「ギター叩き折り事件」で恐ろしいほどの絶賛と批判とを浴びる。

その勢いそのままに,多くのフェスに出演,思想旋風を巻き上げる。

とにかく弁が立ち、出場フェスはすべて入場規制。

過激なMCを聴きに来るファンも多数。この年,神戸大学大学院に合格。

スタッフ竹ちゃんに出会う。

 

→「とにかく攻めた一年でした。自分のレベルが上がっていくのを感じていたし,アンチの声がうれしかった。折ったギターは,昔仲のよかった澤田のギターで,そいつがバンドを辞めるとき俺にそのギターを渡してきて『でかいフェスに出たら、俺の叶わなかった夢をこいつに見せてくれ』といわれあの日使った。バンドマン戦線で死んでいったあいつの形見をバンドマン最前線に埋めた。大学院合格が一番うれしかった。竹ちゃんは初めて業界人で出会った信頼できる大人だった(SO-RI)」

 

 

ー2014年ー(狂気の時代)

 

尖りに尖りまくっていた時期。自分のことだけ、ただそれだけを考えて生きる。

「ステージで共演者を名指して批判する」「マイクを噛み切って感電する」

「ドラムダイブ」などを繰り返し出禁の箱が続出。

逆にいくつかのライブハウスから熱狂的な評価を得る。

数人の女性と同時交際。学問に熱中し勉強しすぎて、現実と非現実の区別が付かなくなり頭がおかしくなる。弁が立つ分相手を馬鹿にした言動が多く,ラジオの生放送で批判したバンドマンが生放送中に乱入してきたことも。

 

→「あまりあのころの事は覚えていません。

ただ、ライブの後に気がついたら,指が折れていたり,歯がかけていたり,

足を8針縫った痕があったことはありました(SO-RI)」

 

ー2013年ー(気づきの時代)


現在でも真田が「彼ら以上かっこいいバンドはいない」と評する神戸のバンド「シリカ」と共演。この日を境に「ロックとは何か?」の問いの答えを探し続ける日々が始まる。それと同時に,リスナーの意見にビビッて言いたいことを言わない思想のないアーティストに違和感を覚える日々が始まる。

 

→「ロックの答えを見つけるためにライブをしていた,売れるためではなかった。いつも売れるために他人にウケル曲を作るミュージシャンに嫌悪していた。彼らの存在を便所のクソ同然に思っていた。

ごめん。(SO-RI)」

 

ー2012年ー(始まりの時代)

 

3月、神戸にて「響心SoundsorChestrA」結成、活動開始。日常の爆発しそうな感情をそのまま音にするスタイルが早めに評価され、年末には金に困らないバンド生活が始まる。大学の単位はボロボロ。

 

→「言いたいことを大きな声で叫びたかっただけで,バンドを組むつもりはなかった。(SO-RI)」

【音楽活動】

・主な出演イベント

COUNTDOWN JAPAN15/16

COMIN'KOBE2014,COMIN'KOBE2015,COMIN'KOBE2016 

アルカラ主催 ネコフェス2015,2016

MINAMI WHEEL2015-FM802

・CD音源(フォグサーティン)
2020年3月『2020/Les Demoiselles d'Avignon(2020年/アヴィニョンの娘たち』」
2019年3月「人間、人を輝かせてくれよ」配信

2017年4月「Good-Bye Good-MUSIC」(全国流通)

2016年4月「台北より愛をこめて」JACKMANRECORDS(全国流通版)

2015年5月「バンド使って感情表現しにきました」

2014年4月「よろしく、響心SoundsorChestrA」

 

・配信限定音源

配信音源(iTunes, spotify, Applemusicほか)

2018年10月 21曲入り音源集「人間、人を輝かせてくれよ」配信

2018年8月 「人間」配信

2018年2月 「音楽的キュビズム」「Realist」「優しさ」「創造の庭」「ハンナアーレントに告ぐ」配信

2018年1月 「DRY」配信

2017年12月 「同じ顔​」「Cicada」配信

2017年11月 「The 21st century monkeys」配信

2017年10月  「生きる」配信

2017年2月「無駄という個性」配信

2016年11月「サルトルで眠れない」配信

2016年10月「2月28日の即興曲」配信

2016年9月「胡蝶の夢」配信

 

【メディア(TVラジオ出演・雑誌・WEB掲載)】

J:COM「MUSICJUNGLE☆TV」

MBSラジオ「U.K.ビートフライヤー」

MBSラジオ「Till Dawn Music」

FM広島「ヘッドホンおじさん」

ラジオ大阪「スパメン」

ネットラジオ「ソラトニワ」

JUNGLELIFE

ロッキンオンジャパン 

anan 2017年11月22日号(No2078)

「i-D」ストレートアップス:個性とわたし

アニメ「いぬやしき」声優出演

TBS「A-studio」2018年8月

NHK Eテレ「日本のジレンマ」 2019年1月
TBS「上田晋也のサタデージャーナル」 2019年6月
TBS「サンデージャポン」 2019年6月

日本テレビ「モンスターサミット」2019年8月

TBS「サンデージャポン」 2019年8月日本テレビ「モンスターサミット」2019年8月

日本テレビ「モンスターサミット」2020年1月
チャンネル桜「討論討論討論〜アンパンと日本文化〜」2020月2月

bottom of page